倚天屠龍記には名言が多い

HP更新しました。とりあえず、3部構成で言えば、ちょうど第1部が終わったくらい。
神雕侠侶』のアニメ版で言えば、ちょうど『古墓奇縁』が終わったところ…。問題は、このたとえが分かる人物は日本全部をひっくるめても10人いるか、20人いるか…。
とりあえず、『神雕侠侶』は名作なので、是非とも読んでおくことをオススメしておく。

ふと、『倚天屠龍記』を再読した。相変わらず、主人公の張無忌は見ててむかつく。一夫多妻とかは韋小宝も平気でやってるけれど、張無忌はそこはかとなく偽善の香と、優柔不断な感じを受けてどうも好きになれない。
それはともかく、『倚天屠龍記』は名言が本当に多い。もちろん、金庸の小説で一番好きなのは『神雕侠侶』なのだけれど、名言というなら『倚天屠龍記』だね。
とらえず、わりと印象に残った台詞を2つ引用

常遇春
男児たるもの、世をすくい国に報じ、功を立てるためには三十歳までで十分と言うもの。四十を待つことがありましょうや。碌々として生きのびたのでは、百年を過ごしてもいたずらに飯を食うのみ」
四十歳まで生きられない、と告げられたとき。

陰素素
「無忌、一つ約束してね。決してあだ討ちを急いではなりません、じっと時を待つのですよ。でも、1人も逃がしてはいりません。」
夫が死んだのを目にして、息子に語りかけるシーン。

張無忌が復讐をやめることを趙敏に継げるシーンも好きなのだが、台詞長いからカット。