シャルルマーニュ伝説

ネットサーフィン、楽すぃー! 和訳作業も何もなく、気が向くままにあっちこっちってのは本と楽しいです。これまでは和訳作業の気分転換とかにやってたから。

さて、ブリタニカ百科事典にあるという、「シャルルマーニュ伝説」の項目について書く。

ちょっと引用しますね、
フランク王国の国王(在位768〜814)にして神聖ローマ帝国の皇帝(在位800〜814)シャルルマーニュは814年に世を去る以前からすでに伝説的人物であった。彼は首都アーヘンの教会で崇拝の対象となっていたが…(以下略)」

って、見開き2ページで書いてますが、定義っぽいものが全く書いてないです。どういう内容のものが含まれてるかを書いてますけどね。どうも漠然としてる。

私の場合、発想として理系というか言葉の定義をしてから物事を考える方なので意外なのですが、文学部の友人に言わせれば、歴史学において最初に定義とか決めないらしいです。理由は聞いたけど忘れた。今度あったら聞いておきます。

さて、記事内容にシャルルマーニュと直接関係のないオジェの話とかもある、というニュアンスがあるから、どうもシャルルマーニュが出てくればシャルルマーニュ伝説というわけではないみたい。アーサー王伝説だって、トリスタンのは直接関係がないし。ざっくり言うなら、シャルルマーニュ伝説はシャルルマーニュの周辺時代を扱った伝説一般、ということになるのでしょうか?

あと、web拍手とか本当にありがとうございます。乙の一言で、人間は結構頑張れるものなのですね。

恋するオルランド、和訳作業終了

『恋するオルランド』の和訳が完了しました。あとは推敲してから、HTML化してアップロードするだけですね。…だいたいwordで26枚くらいをHTML化するわけか。気が遠くなりそう。

一気にやれ、といわれそうですが、その前に『狂えるオルランド』を読みきってこっちの覚書を作ってしまいたい。というのも、『恋する』の方は本当に唐突に終わるから。『狂える』を読んでると、一応、2年ほど前に読んだはずなんだけど記憶もかなり薄れているので読んでて楽しい。

ちょっと訂正とか

こないだ購入した『狂えるオルランド』を読んでる。色々と、キャラや地名の発音をチェックして、どうしようもないのを訂正しました。ただフロリマールはあえて放置。『狂えるオルランド』の基準からすればかけはなれているが、一応、ブルフィンチ版的には正しいし、ブルフィンチの方が入手は容易だし。あとは「グリフォン」が「グリフォーネ」になるとか「ロドモン」が「ロドモンテ」になるとかその程度。これも統一しようかどうか迷ってる。

基本は英語表記でやっているけど、「マルフィーザ」だけはブルフィンチ版の「マルフィサ」よりもイタリア風に「マルフィーザ」の方が格好がいい。

ちなみに、私は「クトゥルー」よりも「クトゥルフ」、「ニャルラトホテプ」より「ナイアルラトホテプ」、「ビヤーキー」よりも「バイアクヘー」と発音する方が好きです。基本は創元推理文庫の方なのですね。分かる人にしか分からんネタですが。

ガングレイヴ実写キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

義務的に報告から入りますが、ホームページ更新しました。また新しい項目作っちゃったよ、そのうち整理しなきゃな…。

で、本題なのですが、ガングレイヴアメリカで実写されるよ!!

GUNGRAVE(1) [DVD]

GUNGRAVE(1) [DVD]

さすがはアメリカ人、ガングレイヴの良さを分かっていらっしゃる!私は中国大好きの親中派と呼ばれているけれど、今日からは親米派になるよ!

ソース
http://www.onlineplayer.jp/modules/topics/article.php?storyid=18795

私とガングレイヴの出会いは冬。雪が積もってる中、ビデオ屋に通ったのが記憶に残ってる。友達に勧められて借りることにしたんだけど、全7巻のうち、1巻がなかったので2巻から借りた。そんな夢中になるほどじゃなかったけど。続きが気になったんでビデオ屋に行くと、3巻が貸し出し中。しかたなく5巻借りちゃったんですよ。もう、何考えてんのって感じですね(笑)。実は5巻から第2部がはじまるから大丈夫だろう、って計算もあったんですが、わけわかんねぇ!第1部から13年後の話なんだもの、2部から登場した新ヒロインの視点で物語が進むんだけど、事情がわからなくておろおろする新ヒロインと一緒に「何だよコレ、助けてブランドン!」とかいいながら見てた。

で、それから3巻→6巻→4巻→7巻→1巻の順に見ました。この見方でよかったと思う。さっきも書いたけど、2部から出てくる新ヒロインと一緒の視点で2部を見て、主人公の過去が少しづつ明らかになっていく感じがしてさ。これから見ようとする人は好きに見ればいいと思うけど、私と同じような順でみると面白いかも、っていうか名作だからどんな順で見ても面白いと思う。

結局、アニメ全部見た後、プレイステーションのゲームまで買っちゃった。当時はプレイステーション持ってなかったんで、新たに買ってまでプレイした。もう、ガングレイヴは好きすぎていくらでも語れる。でも、いい加減ながくなったんでPVでも張って今日はおしまい。

最近のこと

気がついたら、10日ほど放置してました、ホームページ方。web拍手が入ってたので、筆不精のお詫びくらい日記でしようかな、と。いや、書き溜めはwordで20枚くらいあるのです。mixiの方でも書きましたが、ちょっと実験というかアレというかです。うまくいったら、改めてお知らせしますのでちょっと待ってください。

シャルルマーニュ伝説系統のを。で、講談社学術文庫のに「シャルルマーニュ伝説」という言葉がブリタニカ百科事典に載ってる、とあったので調べてみた。ちなみに、ウィキペディアのほうに「シャルルマーニュ伝説」なる言葉は登録されてないです、いまのところ。一番近いのが、「Matter of France」(フランスの素材)。ここ数年ほど、「シャルルマーニュ伝説」は「Matter of France」の意訳したのだと思ってた。

で、こないだ大学の図書館に行ったら、ブリタニカ百科事典の日本語版を発見したので読んでみるたら、普通に「シャルルマーニュ伝説」という単語が載ってた。もとの英語が載ってなかったので、オンラインで調べてみたら、普通に載ってました、「Charlemagne legend」。一応、ブリタニカ百科事典は古い版だと著作権切れているので、ネット上で閲覧可能です。よろしければ、以下のリンク先をどうぞ。

http://www.britannica.com/EBchecked/topic/106613/Charlemagne-legend

…「Matter of France」について語りたかったが、もう字数が来たのでこのくらいにします。こういうネタは日記じゃなくて、ホームページの方でやった方がいい気もするのだけど、どうなんだろうか。ていうか、私の場合は日常生活ネタはmixiでやってるんで、ブログの使い方ってのがよくわからないのです。次の更新で「Matter of France」と「シャルルマーニュ伝説」について、ついでに「Matter of Britan」と「アーサー王伝説」について書いてみようと思います。

フロリマールとモルガナ

たまにはシャルルマーニュ伝説とかの話を。一応、西洋騎士道文学を紹介するホームページ作っておきながら、最近は漫画とラノベの話しかしてないからまずい、という。

さて、フロリマールである。地味に「第二のマルス」とか呼ばれるほどに強い。オルランドの親友キャラですな。

で、『恋するオルランド』を呼んでたら、彼の名前が「Brandimarte」って表記されてた。相当悩んだけど、当時手元にあったブルフィンチ版に従って、「フロリマール」で日本語あてた。向こうの発音というのは、本当に意味不明なもので、「hを発音するな」とかあるから、きっと「フロリマール」が正しいのだろう、と。ところがですね、最近買ったんですよ、『狂えるオルランド』の和訳版。1万円ほどしたけど、誕生日だもんね! もう、所蔵してる図書館にいけないんだもの、仕方ないよね! 

さて、読んでみたら「ブランディマルテ」と表記してた。…そ、そういえば。あぁ、なんか思い出してきた。わりと発音がズレるキャラがいたけど、コイツの場合はズレとかそういうもんじゃない、って思ったけど、いかんせん3年くらい前なんで忘れてた。

っか、ブルフィンチはどうやって「Brandimarte」をフロリマールって音を当てたんだ…。まったく分からん。とにかく、訳した文をちょい改変することにします。ついでに、『狂えるオルランド』の日本語版を買ったことで、これまで怪しかった日本語表記を軒並み訂正できる感じ。

さて、作業の方ですが、ちょうどモルガナとオルランドの対決が終わるとこまで訳しました。モルナガ、ってのはアーサー王のお姉さん、モルガン・ル・フェイですね。なんか知らんけど、オルランドたちの時代まで生きていたのだという。やはり、モルガンは大好きなキャラなので、わりと訳してて楽しかったです。

東雲十狼佐が可愛かった件

これまで、このブログではあんまラノベの話をしなかったけど、東雲十狼佐があまりに可愛かったので、書いてみる。あ、ちゃんとホームページ更新もしました。今度はオルランドの話とかするので、とりあえず今は東雲十狼佐の話をさせてください。

さて、明日発売の東京皇帝の新刊をフラゲしてきた。気がつけば東京皇帝ももう6巻なのね。前巻出てきた東雲十狼佐はてっきりどうでもいいポジションだと思っていた。だいたい、「しののめ・じゅうろうざ」って女の子に付ける名前じゃないし。眼帯とかもしてるし。そんなわけで表紙を見たときは頭を捻ったけど。てっきり、やり手の軍人さんかと思いきや、文学少女っていう設定がツボだった。ベタベタした娘じゃないんですが、「君子の交わりは淡きこと水の如し」って感じですよ。毎日図書館で会うんだけど、ろくに会話をしない。一線引いた感じが本当にいいです。

でも、私が一番好きな来珠はどうも最近不調です。3巻あたりが全盛期だったのか…。