発音あれこれ

「最後のトーナメント」、6章を和訳しました。
トリストラムの恋人、結局は「イゾルト」と表記することになりました。
原文が「Isolt」で文末に母音がない以上、これで「イゾルテ」と発音させるのは無理じゃないかなー、という判断です。
この辺、他の『国王牧歌』を扱ってるサイトへ行っても基本的に「イソルト」になっていたし間違いないでしょう。
ちなみに、いま「イゾルト」でググって見たら、怪しげな恋愛成就の宝石とかが大量にヒットした。いや、どうでもいいんですけど。

ちなみに私は本来「トリスタン」と「イゾルテ」と発音する派です。
ただ、どうにも「国王牧歌」を訳してて「トリストラム」と「イゾルト」と表記してあるから仕方なく従ってる感じです。
ていうか、「トリスタン」(Tristan)はドイツ・フランス語系の発音で、「トリストラム」(Tristram)は英語系の発音なので、イギリス人のテニスンが「トリストラム」と音をあててるのは当然なのでしょう。でも、ウィキの英語版だと「Tristan」になっていた。

あとはそうですね、「ガーウェイン」とか「ラーンスロット」みたいに伸ばす音がウザイ感じがするのでスマートに「ガウェイン」とか「ランスロット」とか表記するほうが好きだったりします。
心のそこからどうでもいいのだけど、「円卓生徒会」で大田優一さんが「トリスたん」って言うと可愛い、という趣旨の発言してた。まったくもってその通りだと思う。