聖杯の伝説

サイトの方で、テニスンの『The Holy Grail』の翻訳を開始しました。
つか、しょっぱなのタイトルをどう訳すかで困惑したが、『聖杯の探求』とかにしておいた。
『国王牧歌』他の作品はたいてい「〜の〜」か、さもなくば「〜と〜」なのに、これのタイトルだけ1単語ってのは語呂が悪いからな…。

あんま日本人にはなじみの薄い聖杯ってテーマだけれども、やってみると楽しい。
物語の形式が、パーシヴァルの回想って言う形式なので、口語の文章をカタカタ打ち込むのは新鮮だ。

あと、翻訳スピードが上がっている。
昨日、1日でword7枚を訳してしまったけど、これは今の所、私の最高記録だと思う。
ま、どのみち見直し・校正で時間を使うから1日でやったわけじゃないんだけれどもね。
まだ今の時点で書き溜めが少しあるから、余裕はかなりある。

で、内容だけど、パーシヴァルは自分のことを「私」とか言わないと思う。br>だって、パーシヴァルはショタではガレスたんとともに、1・2を争う中ですヨ。
たぶん、「ぼく」あたりが適切かと思ったが、ガレスの1人称で「ぼく」を使っちゃったから「おいら」にしてみた。
時期的に、「コンドルヒーロー」見た直後なので、自分のことを「おいら」っていう主人公は私の中で萌え度が高い。
いいトコの坊ちゃんなガレスが「おいら」なんか言うはずがないから、これで良かったかなぁ、と今思っている。パーシヴァルのイメージが壊れるからヤメロ、とか言われたら即座に直すけれども。