絶版だってー!

■サイト状況
久しぶりにサイトを更新。
騎士道と不倫の関係について、わりと真面目に考察してあったりする。
ていうか、これを書いてて気づいたのだけど私も割と人妻モノが好きだったりする。
『多情剣客無情剣』の李尋歡とか『ガングレイヴ』のブランドン・ヒートとかは歴史に名を残す。
あのネトラレっていうのも嫌いじゃないのです。こう、不器用な主人公がかなわぬ恋に苦しむ姿を見ていると、こう、泣けてきますよ。

■絶版
そんなことを考えていたら、『多情剣客無情剣』を読みたくなってきたので読み返す。マジに感動する。
そんなわけで、mixiでの友達に
「『多情剣客無情剣』は最高だよ」、と勧めて見たら、
「調べて見たら絶版じゃないか」、と言われた。
いや、マジに絶版なんですね。amazonでは下巻が1万円近い価格で取引されてて吹いた。
ていうか、『楚留香』とかも軒並み絶版。『絶代双驕』(マーベラス・ツインズ)に至っては中絶したみたいだし、泣きたくなるよ…。

■AKABOSHI
ジャンプで水滸伝の漫画『AKABOSHI』が始まった。でも、別に私は応援しない。
こないだ日記で書いたけど、同じく水滸伝を題材にした『月の蛇』は文句ないの。原作と違う、といってもそれはアレンジの結果だ。李忠と周通が瞬殺されたとしても、「方臘まで生きてるはずじゃないか、原作読め」、とか言うクレームよりも、「見事だ、よくぞやってくれた!」になるの。
これが、「AKABOSHI」は読んでて、「作者は王と皇帝の区別すらできないのか…」とか言う感じ。
アレンジの難しさを感じた。