円卓生徒会touch感想
サイトの方ですが、今週は更新ナシの方向で。
色々忙しかったとは言え、怠けてたわけでなくて、翻訳はのこりはあと3ページ。
キリのいいとこまでアップしてもいいんだけどめんどくs、最終決戦までまとめて読んで貰ったほうがいいかな、と。
- 作者: 本田透,大田優一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/05
- メディア: 文庫
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買ってきました、円卓生徒会の新刊。表紙はベティヴィアです。
短編集なんですが、妙に違和感が…。基本、本編が1人少説なんで、外伝である短編を読むと変な感じなのですね。
■マリー王女の話
マリー様、ドSだったのですね…。
笑える意味で面白い、といえばこの巻で2番目くらい。
■オークニーの話
アグラヴェインが結構好きだったりする。
笑える意味で面白い、って言えばこれが1番。
伊達先輩とアグラヴェインのカラミが酷すぎるw。
伊達先輩にかかれば、アグラヴェインはネトゲ中毒でネチケットのできていないゆとり世代になっちゃうわけですね。
ただ、ガレスとガヘリスを取り違えている誤植が多すぎるので大幅減点。いや、確かに名前は似てるけどさ、ちゃんと校正して欲しいのよ。
■牛車の騎士ランスロット
笑える意味で面白さで言えば3番目だけど、原作リスペクトで言えば文句ナシの1番。
この本のメインディッシュ的な存在ですね。
本田版ランスの魅力と言えば、どこかおかしな妄想なのですが、そのあたりが絶好調。牛車に乗ろうとするときのランスの逡巡とか、どこかおかしい。
■おまけ
トリスタンの話。今回、トリスタンの登場は実質おまけだけ。
つくづく、陽気なガウェインと陰気なトリスタンのコンビはいい線行ってると思う。
モーガン姉さんとかもおまけにしか出てこないのが悲しい。